診療科のご紹介
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外科・消化器内科
診療内容
当院の外科・消化器内科が担当する疾患は感染症、腫瘍、形態異常、機能異常、代謝異常、による消化器症状で、手術や大きな侵襲を伴わない治療で症状が改善する疾患です。
・消化管に風邪のウイルスが感染するとウイルス性胃腸炎(いわゆる腸感冒で感染力が強いものはノロウイルス感染による急性胃腸炎)で下痢嘔吐が出現します。
・食道と胃の間には胃から食道に逆流するのを防止する構造(逆流防止装置)があります。 これが怖くなると逆流性食道炎や誤嚥性肺炎の原因になります。逆流性食道炎は慢性に経過すると貧血の原因になります。
・ピロリ菌の除菌をしても高ガストリン血症(ゾリンジャー・エリソン症候群)のため、胃・十二指腸潰瘍がよくならないことがあります。
・胃の手術をした後、十数年から数年経過するとビタミンB12が欠乏して貧血になることがあります。
・胃癌や大腸癌の手術後、腸閉塞を繰り返したり再発したり貧血・低栄養になったりすることがあります。胃癌大腸癌と診断されても転移や腹水があり手術ができないこともあります。
・便秘症で今まで下剤を内服していたが、だんだん効かなくなり大量の下剤にも反応しなくなることがある。
・大腸に憩室があって腹痛、発熱、下血、腹膜炎の原因がなることがあります。
・血液中の塩分(電解質)やある種のビタミン(チアミン、L-カルニチン)不足で腸が動かなくなって腹部が膨満して食事が接種できなくなることがあります。
当科では大きな病院で調べて貰って検査上、異常がなくても消化器の症状が改善しないか、まだ何となく不調が残っている方も診察をします。お気軽にご相談ください。
取り扱っている主な疾患
- 感染症(ウイルス性胃腸炎など)
- 潰瘍性疾患(胃十二指腸潰瘍など)
- 逆流疾患(逆流性食道炎、誤嚥性肺炎など)
- 癌等の手術後障害(再発、腸閉塞、貧血、低栄養など)
- 便通異常(便秘、下痢など)
- 消化管形態異常(大腸憩室症、メッケル憩室症など)
- 消化管代謝異常(腹部膨満、胃切後貧血など)